大人の発達障害 メンタルヘルス

大人の発達障害について

発達のアンバランス、発達障害とは、脳機能の障害であって、通常は低年齢において症状が発現し、生まれ持った発達上の個性（特性）がある事で、日常生活に支障や困難をきたしている状態です。代表的なものとして、広汎性発達障害、AD/HD（注意欠陥・多動性障害）、学習障害等があります。成人の発達障害としては、広汎性発達障害、AD/HD（注意欠陥・多動性障害）がよく見受けられます。

• 忘れ物が多く、大事なものを失くしてしまう。
• 同じミスを繰り返す。
• 上司や同僚、取引先やお客さんとのコミュニケーションがうまくいかない。
• 提出物の期限が守れない。
• 仕事や家事の段取りが悪い。
• 周囲に馴染めない。
• 空気が読めないと怒られる。
• つい相手を不快にさせてしまう言動が多い。

等、一つ一つは大した事のないような問題に見えますが、仕事や生活面に何らかの支障や困難をきたしている事があります。
障害が顕著でなく、成人期まで見過ごされている場合も多く、進学や就職、結婚など、ライフステージが進んでから、困られる事があります。

当院でも、このような障害が疑われる、或いは、困っておられる場合のご相談に応じられますし、診察の結果、そのような障害が疑われる場合は、専門の医療機関にご紹介し、確定診断を受ける事ができます。
障害によっては、お薬の治療や、その調整が出来ます。